【スタッフ通信 Vol.592】

みなさま、こんにちは。( ´ ▽ ` )ノスタッフのうめです。

今夜は雪の予報の東京です。

3月11日と言えば日本中が忘れない日です。5年前の東京もとても寒かったことを思い出しました。

私はビルの16階で仕事をしていました。ひどい揺れで、地震の揺れというよりもビルの免震構造のためのゆら〜りゆら〜りとした揺れで、船酔いの様になる人もいました。

オフィスがあった汐留からの電車は全て不通になり、バス停やコンビニには人が溢れていた光景が異様でした。

最初に運転再開した東京メトロ銀座線で浅草まで帰れたものの、再び銀座線は不通になり進むも引返すもどうにもならない状況。どうにか見つけた避難場所、墨田区リバーサイドスポーツセンターで一夜を明かし、翌早朝、再開した都営浅草線で押上スカイツリー駅まで進み、そこから歩いて帰宅しました。

夜眠れなかった睡眠不足の身体にはその距離がとてつもなく遠く重く感じたものです。

ようやくたどり着いた我が家は、飾っていたぐい呑が1つ落ちて割れた程度で済みました。

テレビを点けて東北ではとんでもないことが起きていることを知り驚くばかりでしたが、ほぼ徹夜した後のため、その後泥の様に眠ったものです。

眠りから覚めたあと、家から会社の社内イントラネットに接続し、たまたま東北の実家に帰省されていた、社員が家ごと流されていた情報や(ご無事でした)、携帯の臨時アンテナを立てるボランティア隊や、携帯電話の一次貸出しのボランティア隊の希望者を募っている情報が掲載されていて、事の重大さを身近に感じたことが生々しく思い出されます。

1週間自宅勤務をしていても、なんだか心が鬱ぎ込む一方なので、社内のボランティア隊に申し込んでみようとしたところ、ほぼ2週間ほど野宿でかつ2-3日に一度地元の温泉旅館のお風呂に入れる程度という事もあり、女性の応募は断られて、自分がなんの力にもなれないことを思い知りました。

あの日から5年です。

早いような、長いような。

東日本大震災以降、世の中の価値観が変わってきたと言われています。

私もじわじわと変化しました。

それまではブランド物が大好きでした。”物”はいずれ壊れたり無くなったり、はたまた自然の途方も無い力によって根こそぎ奪われたりします。

しかし、生きている限り、私の脳の中は奪われる事はありません。もっと知識を付けたり、何かが出来るようになる様にスキルを付ける事は、積み上がる事はあっても決して無くなりはしないのです。

「スキル・知識・能力・健康・経験」このような、決しておいそれとは手から流れ落ちないものに時間とお金を費やすようになってきました。

そりゃ今でも素敵な洋服やバッグは好きですし、美味しい物も心が躍ります。

しかし、それがメインではなく、あくまでもほんの一部の人生を明るくするスパイスとしての位置付けになってきました。

自分が多くの学びを提供する「ものくろキャンプ」を立ち上げたり、Kitchen Beeというキッチンスタジオを立ち上げて学びや経験の場を提供出来るようにと、私にとっても激動の5年間でした。

この5年間、みなさまはどのように過ごされてきましたか?

ものくろキャンプで学びと経験とワクワクを経験しにきてみませんか?一生もののスキルが待っています!


<ものくろ休業日>

3月12日

3月14日

3月18日

3月26日

3月30日

3月31日


【ワークショップ開催情報】

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★3月のワークショップ


【東京:親指シフト道場】

2016-03-19 (土) 10:00 – 13:00

会場:Kitchen Bee (浅草橋)

お申込み


【東京ブログ:書評ブログ記事を書いてみよう!】

2016-03-20 (日) 10:30 – 17:30

会場:Kitchen Bee (浅草橋)

お申込み


【東京:懇親会】

2016-03-20 (日) 18:00 – 21:00

会場:調整中(浅草橋近辺)

お申込み


【東京 平日開催:親指シフト道場】

2016-03-22 (火) 13:00 – 16:00

会場:Kitchen Bee (浅草橋)

お申込み


【東京ブログ:個人事業主向け ファンを増やすプロフィールの書き方】

2016-03-23 (水) 13:00 – 17:00

会場:Kitchen Bee (浅草橋)

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この記事を書いた人

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こうめ

大阪生まれ。愛媛育ち。東京在住の女性。MS-Accessの講師としても活躍中。某IT企業を退職し、2015年11月からキッチンスタジオ『Kitchen Bee』をオープンし奮闘中です。
日本写真協会で写真撮影の技術を学び、ギャラリーNADARの実践プロカメラマン養成講座修了。バレエ公演の撮影などを軸にに活動を始める。 『写真生活手帖~展示の楽しみ』、雑誌『カメラ日和』などに掲載される。詳しくはこちら